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鼻呼吸は、腸内環境にまで作用する

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「鼻呼吸」が「腸」にもたらす意外な効用についてお話します。
なぜ、鼻呼吸は腸にまで影響を及ぼすのか?
 
そこには「脳腸相関」という密接なつながりがあるのです。
「過敏性腸症候群」という病気をご存知でしょうか?
 
お笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士や、俳優の大泉洋さんらが、
「かつて悩まされたことがある」
とカミングアウトした病気です。
 
過敏性腸症候群の主な原因は、腸の運動や、分泌機能の異常にあるとされています。
この病気が不思議なのは、様々な検査をしても炎症や潰瘍などの異常が認められないのに、
なぜか下痢や便秘、腹部の張りなどの症状が出ることです。
 
もちろん、過敏性腸症候群にかかると、QOLは著しく低下します。
 
例えば、
「通勤の途中で急にお腹が痛くなって、わざわざ途中下車をして、トイレに行く」
という患者さんも珍しくありません。
 
この病気には自律神経が深く関わっていることが指摘されています。
腸そのものには異常がなくても、ストレスによって自律神経が乱れ、
そこに腸が影響を受けて機能不全に落ちるという流れのようです。
 
それほど、自律神経と腸は密接に結びついているのです。
過敏性腸症候群の患者さんは、リラックスしている時は
お腹の調子は落ち着いていることが多いようです。
 
反対に、外出をしたり、人前に出た時、お腹がおかしくなる傾向があります。
つまり、緊張やストレスにさらされると、お腹も乱れるのです。
 
根治のためには、対処療法的に薬に頼るのではなく、
そもそもの原因であるストレスを取り除いたり、
ストレスとうまく付き合う技術が必要になってきます。
 
そして、ここでも注目されているのが「鼻呼吸」なのです。
 
鼻呼吸を行うことで、自律神経に働きかけ、
その乱れを修正して、心を落ち着けることが可能になるのです。
 
「たかが呼吸法を見直しただけで、慢性的な町の大病が治るなんて!」
にわかには信じがたいかもしれませんが、鼻呼吸にはそうした力があるのです。
 
生きている以上、「ストレス自体を減らす」のは、なかなか難しい事でしょう。
 
しかし、鼻呼吸で自律神経を整え、
「ストレスをうまくやり過ごす」
技術を身につければ、人生のどのような局面も、
うまく切り抜けていけるはずです。
 
もちろん、過敏性腸症候群の患者さんに限らず、
あらゆる方に鼻呼吸のストレス解消効果は期待できます。
 
「イラっ」「カチン」ときたら、まずはゆっくり鼻呼吸を行ってみてください。

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