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大人も子供も、鼻血に自己判断は禁物!

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身近な症状である「鼻血」についてです。
金を触ったり、強く打ったりしたわけではないのに鼻血が出るときは、
大きな病気が潜んでいる可能性がゼロではありません。
 
速やかに耳鼻科を受診するのが、理想的です。
 
特に、お子さんは、よく「原因不明の鼻血」を出すものです。
鼻血の理由を心配して「もしかして白血病なのでしょうか?」
と診察室に現れた親御さんは、今までに何人もいらっしゃいました。
 
どのような鼻血が、「危ない鼻血」であるのか。
つまり大病リスクが潜んでいる可能性があるのか、
お話ししておきましょう。
(おとなにも、子供にも当てはまる話です)
 
「危ない鼻血」の ひとつめは、「止まりにくい鼻血」です。
 
出血がなかなか止まらない場合、確かに白血病を疑った方が良いこともあります。
白血病になると血小板が減少し、一旦流血すると止まりにくくなるからです。
 
特に大人の「止まりにくい鼻血」には、次のような病気の可能性があります。
 
●内臓に関する病気…糖尿病、肝硬変、腎不全など
●血液の病気…血友病、白血病、血小板減少症など
●血圧の病気…高血圧など
●その他の病気…腫瘍など
 
意外に思えるかもしれませんが、高血圧も鼻血の一因になることがあります。
病院を受診して、念のために血圧を確認してもらいましょう。
 
また、鼻にできた腫瘍(ガンなど)が原因で、出血が起こっていることもあります。
「鼻をかむと血が混じる」という現象が、鼻の片方だけに見られるときは要注意です。
 
「危ない鼻血」の2つ目は、「よく出る鼻血」です。
そう多い話ではありませんが、
鼻の中の腫瘍(ガンなど」か、体のどこかに発癌している可能性が考えられます。
 
また、大病とは言えませんが、鼻の内部に傷などがあるのかもしれません。
「今日も鼻血が出たけれど、とりあえず止まったからもういいか」
という態度ではなく、気になる点があれば、耳鼻科の受診をおすすめします。
 
お子さんの場合、鼻血を見るとショックを受けることはよくあります。
しかし「鼻血の原因に大病が潜んでいるのではないか」などとは、
なかなか考えが及びません。
 
親御さんは、あらゆる危険性を考えつつ、冷静に対処しましょう。
 
そもそも、鼻血の原因は様々です。
 
大抵は
「鼻中を触ったり、鼻を強く噛んだことで粘膜が傷ついてしまった」
という他愛もないものです。
 
しかし、大人の場合、一度はほかの病気の可能性も疑ってみるべきでしょう。
 
少し専門的なお話をしておきます。
 
お子さんの鼻血は「キーゼルバッハ部位」と呼ばれる部分の毛細血管が、
外からの刺激で出血するケースがほとんどです。
(お子さんのキーゼルバッハ部位の粘膜は、大人のそれよりも弱く、傷つきやすいのです)
 
一方、大人の鼻血は、「キーゼルバッハ部位の毛細血管からの出血」
というパターンは少なくなります。
 
そして鼻血の原因として、大きな病気が潜んでいる可能性がぐんと高くなるのです。
 
くれぐれも“素人判断“をせず、耳鼻科をうまく利用してください。

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