健康と美容のために

胃腸を鍛えると体も心も若返る!臓器の働きと症状別原因

この記事は10分で読めます


一見元気そうで、健康に問題がないように見える人でも、
「食べたあと、胃がもたれる」
「すぐにお腹が痛くなる体質で・・・」
「食欲がなくてあまり食べられない」
といった胃腸の悩みは、案外多くの人が抱えているものです。
 
しかし、このような不調を感じているにもかかわらず、
「これくらいで病院に行くのはちょっと・・・」
「体質だから仕方がない」
「病気ではないし」
と、ついそのままにしてしまう人がほとんど。
 
治したい、病院で診てもらうかな、という人は
少ないようです。
 
こちらの記事はそんな人のためにあります。
 
以前は、ちょっとした胃腸の不調は
「加齢だから」
「気のせい」
と言われることもありましたが、
近年、それらの不調は明らかな病気であるとして、
治療方法も確立されています。
 
また、生活習慣で胃腸を強くする方法もあります。
 
胃腸の不調は、放っておくと胃がんや大腸ガン、
はたまた認知症や動脈硬化、糖尿病などの全身の病気を
引き起こす可能性もあり、放っておいてはいけないのです。
 
不調が日常化していると、
気に留めなくなってしまうかもしれませんが、
胃腸の不調が解消され、不安がなくなると
「なんて快適なんだろう」
「もっと早く治せばよかった」
と思うはずです。
 
いつもお腹に不安を抱えていなくてはならない
人生とは決別して、なんの心配なく、
思いっきり仕事や勉強に打ち込む人生に変えましょう!
 
そんな思いを込めて、胃腸の最新情報を精一杯お届けします。

目次

強い胃腸ってどんな胃腸?

「強い胃腸」とは、
「消化、吸収という機能をしっかり果たす胃腸」
のことを指します。
 
強い胃腸を胃カメラで覗くと、
ツルツルしていてピンク色です。
 

正常な胃と腸の状態とは?

ツルツルでピンクの胃、
伸びがよく艶やかな腸。
 
正常な胃は、光沢があってツルツルしていてピンク色。
胃粘膜がしっかりと張っていて、
粘液が粘膜をびっしりとコーティングしています。
 
また、正常な腸は伸びがよく、艶やかで柔らかい上に、
憩室(腸の中にできた窪み)が少なく、腸内細菌も整っています。
 
このような胃腸の持ち主は、病気になりにくいのです。
胃腸にはそれだけのパワーがあり、
胃腸を整えることで、体の内側から健康になることができます。
 
健康な胃腸は自分で作ることができます。
 
「なんとなく胃腸の調子が悪い」
 
という状態を放って置かず、自分の体を自分で変えて
行きましょう。
 

胃粘膜とは?

「胃粘膜」とは、胃カメラで見たときに確認できる位の表面のこと。
健康な胃粘膜はツルツル、ピンク色で胃粘膜にある毛細血管が見えます。
 
対して老化した胃は、胃粘膜が薄くペラペラ、色あせて白っぽくなっています。
 

胃粘液とは?

「胃粘液」とは、胃粘膜から分泌されていて、
胃が胃酸によって自己消化されることから守っています。
 
健康な粘膜は透明でサラサラ、不健康の人の粘膜はベタベタです。
 

各臓器の役割と働き

胃腸は食べ物を消化し、栄養を吸収する大切な臓器です。
健康な胃腸の状態を知って、強い臓器を作りましょう。
 

肝臓

当分や脂肪分をエネルギーに換えて貯めたり、
タンパク質などを分解して蓄え、
必要なときに使うなど多くの働きがあります。
 

胆のう

胆汁が胆のうの中に蓄えられ、
食べたものによって量を調節し、
消化を助けます。
 

小腸(空腸、回腸)

胃や十二指腸で消化された食べ物をさらに分解し、
栄養を素早く吸収します。
6~7mあり、体の中で最も長い臓器です。
 

肛門

消化管の最後の部分で、便を排出します。
 

食道

成人で25~30cmほどの長さがあり、
食べたものを胃に運ぶ働きがあります。
 

十二指腸

胃で消化された食べ物の次の行き先。
食べ物が十二指腸を通るとき、
すい液や胆汁が分泌されます。
 

食べたものをドロドロになるまで消化します。
 

すい臓

血糖を調節するインスリンを分泌したり、
食べ物を消化するすい液を分泌します。
 

大腸

全長約1.5m。
主に水分とビタミンを吸収します。
 

直腸

肛門の直前にある腸。
ここにたどり着く頃には便の状態になっています。
 

強い胃腸なら元気!長生き!仕事もうまくいく!

胃腸を強くすることが、なぜ大切なのでしょうか。
それは、胃腸さえ健康なら様々な病気を予防でき、
仕事にもプライベートにも思い切り打ち込めるからです。
 
胃腸が健康なら、プレゼンやデート前に、
お腹が痛くならず、安心して過ごすことができます。
 
胃腸の不調が原因の一つになっている病気は沢山あります。
胃腸を元気にすれば、病気になりにくい体へと生まれ変わり、
その結果、健康で長生きできるのです!
 
事実、長寿の人の胃はピカピカで綺麗です。
胃の健康を保つことが病気をはねのける力になるのです。
 

健康な強い胃腸を持っていれば病気を寄せ付けない

40歳以上の日本人の70%はピロリ菌に感染しているとされ、
胃がんで亡くなる人の数は先進国の中でも突出しています。
 
ピロリ菌に感染していると100%胃炎にかかるほか、
胃がんも99%はピロリ菌が原因です。
 
また、大腸ガンも日本人がかかるガンでは上位に位置しています。
 
加齢や悪い生活習慣によって腸が正常に働かず、
大腸ガンを引き起こす悪玉菌が現れてしまうことが、
一因であると言われています。
 
しかし、ピロリ菌の除去や腸の働きの正常化によって
胃腸は強くなり、病気の予防につながります。
 
強い胃腸は自分自身で作りましょう。
 

ピロリ菌の除菌で、胃がん発生率が3分の1に激減!

胃がんの原因の99%はピロリ菌です。
除菌すれば、感染している人に比べて胃がんにかかる確立が
3分の1に減ります。
 

胃腸の健康は全身の健康

胃腸は体の中心にあり、
臓器の約3分の2を占めていることから、
全身への影響も大きいのです。
 
胃腸を健康にすることは、全身を健康にすることに直結しています。
 

病気になっても回復が早い

この本で紹介するのは、最新の科学的データに基づく健康法ばかりです。
これらを実践すれば、病気にならないばかりか、たとえ病気になっても早く回復する抵抗力がつきます。
 

見た目も若くなる!

自然な老化は避けられませんが、
悪い生活習慣などによる病的老化は、
避けることができます。
胃腸の老化を避ければ、全身に良い影響を与えて、
見た目が若く、ハツラツとします。
 

健康の習慣が身につく

この記事を読んで、胃腸を強くする方法がわかったら
まずはできそうなことから実行を。
3日間、3週間、3ヶ月と頑張って続ければ、
体の調子が良くなってきたことを実感するでしょう。
 

あなたの胃腸をチェック!

あなたの今の胃腸は健康ですか?ちょっと心配ですか?次の項目に当てはまるものをチェックしてみてください。チェックが付いた数で、あなたの胃腸の状態を診断します。
 
1.どちらかというとストレスを感じやすい方だ
2.食後に胸やけや胃もたれを感じることがある
3.胸焼けや吐き気が週に2回以上ある
4.げっぷが出ると、すっぱいものがこみ上げてくることがある
5.もっと食べたいのに、少し食べただけですぐにお腹がいっぱいになる
6.胃もたれや胃痛で病院に行ったことが「異常なし」と言われたことがある
7.緊張すると胃がキリキリと痛むことがある
8.2年以上、胃や大腸の検査を受けていない
9.お腹がすくと、胃が痛くなることがある
10.緊張するとお腹が痛くなり、下痢をしやすい
11.ピロリ菌に感染しているが、除菌していない、あるいは除菌しきれていない
12.みぞおちの辺りが痛むことがある
13.胃がシクシク痛むことがある
14.ほぼ毎日飲酒し、量は多い方だ
15.喫煙の習慣がある
16.運動をする習慣がない
17.起床、就寝、食事の時間が不規則で、食事の内容にはあまり気を使わない
18.からあげ、天ぷらなど揚げ物が好きでよく食べる
19.脂っこい肉料理が好きでよく食べる
20.ついお腹いっぱいになるまで食べてしまう
21.極端に辛い食べ物が好きでよく食べる
22.日常的に熱々の料理を食べる
23.よく噛まずに食べ早食いの方だ
24.よく下痢をする
25.食後は横になって休むことが多い
26.夕食をとる時間が10時以降で食後はすぐ寝る
27.市販の胃腸薬をよく服用する
28.仕事、家庭、人間関係などで疲れていて、悩みがある
29.年齢は50歳以上である
30.1年で原因不明の体重減少(体重の10%以上)がある
31.貧血気味だ
32.慢性的な嘔吐がある
33.眠りが浅い、または慢性的な睡眠不足
34便秘がちだ
35.食事中に胃の調子が悪くなることが多い
36.食欲がなく、食事が美味しく感じられない
37.親や兄弟に胃がんにかかった人がいる
38.小さい頃に井戸水を飲んでいた
39.下痢や便秘を繰り返すことが多い
40.野菜はあまり食べない
41.朝食を摂らずに1日が始まることが多い
42.週に3日以上夕食は外食だ
43.下っ腹が出ている
44.好き嫌いが多く、同じ食品ばかり食べる
45.濃い味付けのもの、しょっぱいものが好きでよく食べる
 

・診断結果はこちら

◾️チェックが0~5個の方は健康!
今のところ、問題はなさそうです。ピロリ菌検査や胃、大腸の定期健診は忘れずに行いましょう。
早急に治療が必要な胃腸の病気の心配はなさそうです。健康の秘訣はやはり早寝早起き、1日三食バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレス解消です。こちらの記事を読んで強い胃腸のための生活習慣を身に付け、胃・大腸の定期的な検査を受けましょう。加齢によって、胃・大腸は老化し、病気を引き起こします。心配なことがあったら早めに受診しましょう。11と38にチェックがついている場合は、胃炎の可能性があります。
 
◾️チェックが6~15個の方はちょっと心配
胃腸に病気がある可能性があります。一度は胃腸科や消化器科を受診しましょう。
「ちょっとした胃もたれやお腹の痛み」をたいしたことはないだろうとやり過ごしていませんか。最近の研究結果では、「体のどこかに痛みがある人は寿命が短くなる」と言われています。痛みには病気が隠れています。この記事で紹介する胃腸に良い習慣を試みると同時に、痛みを我慢せず受診しましょう。また、ピロリ菌に感染していると、100%胃炎を引き起こします。ピロリ菌検査をしたことがなければ、すぐに検査をし、適切な除菌を行いましょう。
 
◾️チェックが16個以上の方はすぐに受診して!
あなたは胃腸の病気にかかっているかもしれません。すぐに消化器科で受診を!
ほうっておくと重篤な病気を引き起こしかねません。すぐに胃腸科や消化器科を受診しましょう。慢性的な胃炎は動脈硬化を引き起こす可能性もあり、ただの下痢や便秘と思っていたら大腸がんだったということもあります。「体質だから」「医者にかかるほどでもない」と、そのままにせず、胃腸科や消化器科を受診しましょう。合わせてこの記事を参考に、食事方法や生活習慣を見直しましょう。
 

胃腸の働きと胃腸の病気

最初に、胃腸が体の中でどんな働きをしているのか知っておきましょう。胃腸が原因の主な病気や、胃腸が不健康なことによって引き起こされる病気も紹介します。
 

胃の働き 健康な胃は、食べ物を消化して腸へ送り出す

胃の働きはご存知の通り、食べ物を消化することです。胃で完全に消化できるのが健康な胃です。
 

健康な胃は食べ物をドロドロの粥状に消化

食べ物はまず歯で噛み砕かれ、食道を通って胃に入ります。食堂では消化や栄養吸収はされません。食べ物が胃に入ってくると、胃の天井部分が大きく膨らんで、食べ物を受け入れます。天井部分に2~3時間とどまり、ドロドロの粥状になるまで消化され、十二指腸へと流れていきます。これが正常な胃の働きです。胃の調子が悪いと天井部分が膨らまず、胃の下部に食べ物がたまって、すぐに満腹感を感じます。また、消化が不十分なまま、十二指腸へ送り出されます。すると、十二指腸では処理しきれず、食べ物が胃に送り返され、それが胃もたれを引き起こします。
 

段階別、胃の働き

食道
食べ物は、食道でうねるような蠕動運動をしながら胃へ運ばれます。重力で落ちていくわけではないので、逆立ちをして飲み込んでも、食べ物は胃へ、運ばれます。
 
STEP1胃の天井部分が膨らむ
食道から食べ物が送られてくると、胃の天井部分が膨らみ、食べ物がたまります。ここで2~3時間かけて消化されます。
 
STEP2胃酸が分泌される
胃酸が分泌され、食べ物を溶かします。胃酸は強い酸性で、胃壁から大量に分泌されます。
 
STEP3蠕動運動で消化する
胃が波打つように蠕動運動をし、胃酸と十分に混ぜ合わせながら食べ物を更に細かくします。
 
STEP4十二指腸へ送り出される
ドロドロの粥状になるまで十分消化されると、十二指腸の方へ流れていきます。
 

胃の調子が悪い時の働き方

①胃の天井部分が膨らまない
ストレスなど何らかの原因で胃の天井部分が膨らみません。胃の下部に食べ物がたまるので、すぐにお腹がいっぱいになってしまいます。
 
②未消化の食べ物が十二指腸に送り込まれる
完全に消化されない食物が、急速に十二支腸へ送り込まれます。十二指腸は膨張しますが、胃の運動は低下します。
 
③十二指腸から食べ物が逆流
未消化の食べ物を送り込まれた十二指腸は処理しきれなくなって、食べ物を胃へ逆流させます。
 
④胃もたれが起こる
逆流した食べ物が胃に溜まることによって、胃もたれが起こります。
※胃の不調にはこの他にも色々な原因、症状があります。
 

腸の働き 消化、栄養と水分の吸収を経て便を作る腸

食べ物は、十二指腸の次に、小腸、大腸へと送られます。
小腸で血ようが吸収され、大腸では水分が吸収され、便になります。
 

小腸での栄養吸収力が落ちると、大腸に悪影響が

食べ物は胃で完全に消化され、ドロドロの状態になり、
十二指腸を通って小腸へ移動します。
 
小腸では主に栄養分が吸収され、
その残りが大腸へ送られます。
 
大腸ではさらに水分とビタミンが吸収され、
最終的に固形状の便になります。
 
健康な腸なら、この流れがスムーズで、
自分なりのペースで排便があるはずです。
 
しかし加齢で腸が老化し、
小腸での栄養吸収が十分に行われないと、
大腸の腸内細菌が劣化します。
 
その結果、有毒菌(アリアケ菌)が発生し、
肝がんなど病気の元となります。
 

段階別 健康な腸の働き

STEP1十二指腸で更に消化される
胃で粥状になった食べ物が、十二指腸を通るときに、すい液や胆汁の分泌によって更に消化され、小腸へ運ばれます。
 
STEP2小腸で栄養分が充分に吸収される
食べ物に含まれる栄養分は、腸壁のひだにある「じゅう毛」という時から吸収され、小腸でほとんどの栄養分が吸収されます。「小腸」と言われるのは、十二指腸、空腸、回腸で全長約6mです。
 
STEP3大腸で水分が吸収される
「大腸」は上行結腸、盲腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸、肛門から成り立っていて、全長約1.5メートルあります。小腸で吸収しきれなかった食べ物の残りかすが運ばれてきて、水分とビタミンが吸収されます。
 
STEP4便が排泄される
食べ物から栄養分と水分が吸収された残りかすが便です。便には水分、食物繊維、食物の種や脂肪分、腸内細菌の死骸などが含まれています。
 

腸の働きが低下すると…

①小腸の栄養吸収力が低下
廊下などにより、小腸の栄養吸収力が低下します。食べ物に含まれている栄養が残っている状態で、大腸へ運ばれます。
 
②大腸の腸内細菌が劣化
小腸で栄養が吸収しきれないと大腸に余分な栄養が届き、腸内細菌が劣化します。
 
③アリアケ菌が出現
腸内細菌の劣化により、アリアケ菌という発がん性物質を発生させる有毒な菌が現れます。
 
④アリアケ菌が酸をつくる
アリアケ菌は、胆汁を分解して2次胆汁酸(DCA)をつくります。
 
⑤肝がんや大腸ガンに
二次胆汁酸が肝臓に運ばれると嘆願に大腸に作用すると大腸がんのリスクが高まります。
 

胃の病気 胃もたれ、胸焼け、胃痛…

胃もたれや胸焼けはほうっておいて良い症状ではなく、病名がついていて、治療法もあります。当てはまる症状がある場合は、ためらわずに受診してみましょう。
 

検査をしても異常はないのに胃が不調 機能性ディスペプシア

◾️症状
・食後の胃もたれや胸焼け
・少し食べただけでお腹がいっぱいになる
・緊張すると胃が痛む
・食欲不振、胃痛など
 
◾️どんな病気?
胃そのものは健康なのに、不調がある
 
胃カメラで胃の中を見ると、ピカピカと綺麗、潰瘍もガンもない、ピロリ菌もない(あるいは、除菌した)。それなのに、上記のような不調があるとき、「機能性ディスペプシア」と診断します。0かつては「気のせい」と言われることもありましたが、現在は原因が解明され、治療できるようになりました。
 
◾️原因
・胃の膨らみが悪い(胃の運動不全)
・胃酸に反応して痛みを感じやすい(胃酸への知覚過敏)
・ストレス(脳からのストレスホルモンによる)
 
◾️治療
胃の膨らみが悪いとき
具体的にはあこちアミドという特効薬や六君子湯という漢方薬用服用すると、胃の運動機能が高まります。あこち網戸は、「機能性ディスペプシア。」と診断されないと処方してもらえません。内視鏡の検査が必要な上、症状が慢性化していることなどの条件があります。
 
胃酸に反応して痛みを感じやすいとき
プロトンポンプ阻害薬(PPI)やH2ブロッカーなどを服用してる胃酸の分泌を抑えます。また、唐辛子に含まれるカプサイシンは、胃痛を感じにくくするといわれています。
 
ストレスが原因の時
ストレスによって胃の膨らみが悪くなったり、胸焼けしやすくなったりするといった症状が現れます。その症状に応じて、前述の薬を服用します。また、日頃からストレス解消を心がけましょう。
 

胃腸の病気ではないけれど、胃腸にも原因がある病気

胃と腸は互いに作用しあっているため、どちらかが不調になると、もう一方も正常に機能しなくなってしまいます。その影響で胃腸以外の病気の原因になることもあります。
 
胃が悪いと…胃が炎症を起こし、胃の粘膜がペラペラに薄くなったり、小腸で葉酸とビタミンB12が吸収される際に.必要な物質が分泌されなくなったりします。そのため吸収できず、老化物質(ホモシステイン)が分解できず、血管が老化したり、ビタミンCやカルシウム、鉄などの吸収が悪くなったりします。
 
腸が悪いと…小腸で行われるべき栄養の吸収が悪くなり、大腸が栄養豊富な状態になると、腸内細菌のバランスが悪くなり、異常な変化が起こります。また、がんを引き起こす有毒なアリアケ菌が発生します。
 

動脈硬化

胃が悪いと老化物質が分解できず、血管が老化
動脈硬化は、動脈の老化やコレステロール、中性脂肪が溜まり血管の弾力性や柔軟性が失われて硬くなった状態のことです。胃が悪いと葉酸とビタミンB12が不足し、老化物質(ホモシステイン)が分解できず、血管が老化して動脈硬化を引き起こします。
 

糖尿病

腸の不調で糖尿病が引き起こされる可能性がある
糖尿病は、インスリンというホルモンの作用が低下するために、血糖中のブドウ糖(血糖)が高くなりすぎる病気です。小腸での栄養吸収が悪く、大腸内の栄養が豊富になると、腸内細菌に異常な変化が起こることが一因になるほか、胃が悪い人は糖尿病の血糖値が安定しにくいと言われています。
 

骨粗しょう症

胃が悪いとカルシウムが吸収できず、骨がもろくなる
胃が悪いと、骨を形成する主な成分であるカルシウムの吸収が悪くなることに加え、葉酸の吸収も悪くなるため、老化物質(ホモシステイン)が増えて骨の質が悪化し、骨粗しょう症を引き起こします。50歳以上の女性の3人に1人がかかっていると言われ、降雪しやすく、寝たきりのきっかけになることもあります。
 

アルツハイマー型認知症

認知症の中で最も多い神経細胞が壊れて減っていく
神経細胞が壊れて減っていくために、様々な障害が起こる病気です。アルツハイマー型認知症の人を調査したところ、胃炎があると認知症のリスクが約2倍になり、また、胃炎を治療して2年経過するとリーチ機能が改善しました。
 

鉄欠乏性貧血

血液中の赤血球の数やヘモグロビンの濃度が低い
鉄欠乏性貧血とは、血液中の赤血球の数や構想を運ぶヘモグロビンの濃度が低い状態のことです。消化器に不調があって鉄を十分に吸収できなかったり、胃潰瘍や大腸がんなどの疾患によって慢性的に出血していたりする場合にも起こります。消化管と関係が深い病気です。
 

肝がん

50代で発見されることが多く症状が出にくい
多くは肝細胞が癌化する肝細胞癌です。肝炎ウイルスからがん化したり、加齢によって胃腸のトラブルを抱える事でがん化したりすることもあります。加齢によるものは、町内の栄養化により、アリアケ菌という有毒な菌の発生が原因です。
 
次の記事:胃腸を強くする食事

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